だんだん暑さが気にならなくなってきました、四万温泉。
麻痺?慣れ?
「時間銀行」がじわじわとイタリア社会に浸透中だそうです。
英国生まれのこのプロジェクト、イタリアでは90年代にパルマの女性グループが名称を考案して以来、多くの団体が活動している。
今日では団体は220以上にのぼり、預金者数はローマで7千人、
ミラノでは5千人と各地で増加している。
国も'95年に設立されたTempomatという機関を通して支援を行っており、秋には時間銀行協会が発足する予定だ。
個人個人が時間を必要とし、かつ時間という資産を持っているとの
考えに基づき、同じだけの時間を交換し合うのが基本概念。
日常生活でできる小さなこと(買い物や子供の宿題を見る、庭仕事、日曜大工)といったことを誰かのためにすると、その時間を貯金でき、自分が必要になった時に貯金を引き出して使えるというもの。
人生には時間の制約が多く、個人でやりくりするには限界があるため、ネットワークに頼って各自の時間を柔軟に使おうという考え方のようです。
かつては親類同士や近所の住民たちの間で行われていた相互扶助に
新たな価値を与えて、オーガナイズしたのが時間銀行なのです。
信頼関係と責任感をベースにした取り組みは同じマンションや近所、同じ地区の住民の間で着々と進んでいるらしい。
時間銀行なんて小説の世界かと思っていたら、びっくりですね。

